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>2008ヤマハマリンジェット ラインナップ>MJ-FX SHOスーパーチャージャー インプレッション |
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2008 YAMAHA MARINEJET
MJ-FX SHO / FX CRUISER SHO
スーパーチャージャー インプレッション |
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2008年、ヤマハから待望のスーパーチャージャーエンジン搭載のマリンジェットがデビューする。国内の発表に先立ち、2007年8月末にアメリカ・フロリダにて、全世界のヤマハディーラーとプレスを対象とした2008マリンジェット試乗・説明会が開催された。アクアのスタッフも参加して早速、ニューモデルを体感させて頂きました。
気になるオールニューモデルFX SHOのインプレッションをレポートさせて頂きます。 |
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MJ-FX SHO 試乗インプレッション ダイジェスト
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ニューモデルのスペックも写真もまったく伝えられていない状態で、世界会議会場のフロリダに到着した。試乗前日に知らされたのは、水上オートバイの量産モデルとしては史上最大の1.8リットルの排気量を持つスーパーチャージャー付き210馬力のエンジン!2007モデルのFX
HOと較べて1.5倍ものパワーアップをしながら、1kgしか変わらない重量!!との事。そのショッキングなスペックからは、とんでもないジャジャ馬ぶりがイメージされる。それ相当の心構えをしてUSスタッフの先導について試乗を開始した。猛烈な加速で血の気が引いてしまわぬ様に。空飛ぶ様な最高速でコントロール不能に陥らない様に。 |
・・・が、第一印象は非常に乗り易い。 アレレっ??
| エンジンはいたって静かで大排気量を主張する様な振動も無い。最初2・3分間、低開度のアクセルワークで走行中、もしや比較に置いてあった2007モデルのFXに間違って乗ってきたのかと、思わずマシンを確かめてしまう。徐々に先導車とともにペースアップしてゆく。意図的な激しいアクセルワークでもヤマハのクルーザーモデルらしく、前後のピッチング(縦方向の姿勢変化)が非常に少なく、先導艇の引き波を高速でスラロームしながら横切ってみても、ラインをみだしたり、ステアリングを取られたりしない。また、高出力艇に良くある、急加速でのキャビテーション(ポンプへのエア噛み)もほとんど起こさず、スムーズにスピードにのっていく。 |
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一般的にスーパーチャージャーエンジンはターボほどではないにしても、自然吸気よりアクセルワークにリニアではない先入観があったが、このエンジンは加速感にタイムラグや変則的なトルク特性をまったく感じない。これには他メーカーとは違い、ギアでダイレクトに駆動する遠心式タービンのスーパーチャージャーユニットを採用している事もさることながら、新開発されたナノエクセルと呼ばれる超軽量ボディーも大きく貢献している。圧倒的なパワーウェイトレシオで加速にも旋回にもストレスを感じさせない。恐怖心なくアクセルの握りこみに比例してアッという間に高速域に入ってしまう。 |
| 気がつけば今まで水上で感じた事の無い風圧に、未体験ゾーンに突入している事を実感する。まぶたは入り込む風に浮き上がり、頬はバタつく!ヘルメットが欲しい。ところが慌てているのは人間だけで、船体はいたって安定したまま。リキむ必要はまったく無い。マシンからは「そろそろ限界ですよ」のサインは送られてこない。逆に初心者が乗る時の事を考えると心配になるほど。是非、低い速度域からコーナリングや急減速しながらの危険回避の練習を十分してから、高速走行を楽しんで欲しい。これほど気軽に高性能を楽しませてくれる操縦性も、数値には表れないテクノロジーの恩恵だと感心させられる。 |
| 超高速を満喫すると、先導の元ワールドチャンピオン・現在USヤマハの開発スタッフのスコットが、ついて来れるかとばかりに高速コーナリングを始めた。 おや??・・・コーナリングのフィーリングに若干の違和感を感じた。大げさに言えば競艇ボートの様にフラットに近い姿勢のままパワーにまかせて鋭い旋回ができる。2・3のコーナーをクリアして、これはと思い立ち乗りフォームに切り替えた。座ったままより、腰を浮かせて、ややオーバーに体を内側にハングさせた方が自分には乗りやすい。この味付けについては、後に他の試乗者や開発者と会話をして納得した。 |
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| もちろんSHOの強烈なジェット噴射ノズルが向きを変えれば、軽量ボディーはグイグイ旋回してゆく。個人的には鋭い旋回をできるジェットほど、インバンク(内側に傾いた姿勢)で曲がりたい。そのほうが遠心力を下半身で受け止められて上半身をリラックスさせ、ステアリングに集中できるから。ハンドルにしがみついてコーナリングのGに耐えるような乗り方では、狙ったラインをトレースできない。2人乗りのGP1300Rはその意味でも未だに最高のハンドリングマシンだと思う。しかし、メインターゲットとなっているUSユーザーには、船体姿勢を乱さず旋回できる安定感がより求められているとの事。まさに今まで通りのFXシリーズのハンドリングが高く評価されていて、SHOはその流れを引き継いだ。 |
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新しい機能として、@クルーズアシスト、Aノンウェイクモード、Bリバース・トラクション・コントロールが装備された。@Aは手元のハンドルスイッチでセットできる機能。@クルーズアシストはエンジン回転を一定に設定してクルージングできる機能。Aノンウェイクモードはマリーナや港湾等、引き波を立てずに走行すべき水域で、微速に制御する機能。Bリバース・トラクション・コントロールはバックで最適なポンプ効率を発揮するようエンジン回転を制御するシステム。またスーパーチャージャーモデルとしては初めて、レギュラーガソリン指定(*^_^*)となっているのも、ユーザーにはありがたい。 |
| スーパーチャージャーの加給圧に頼り過ぎず、排気量でパワーを稼いでいるのでエンジンの信頼性も高い。安定性の高い大容量ボディーながらも非常に軽い総重量で、燃費効率の点でもライバルに勝っていると、開発スタッフは胸を張っていた。何より群を抜いた操縦安定性と、緻密に造り込まれた信頼性こそに、フラッグシップモデルとしてヤマハの血統を受け継いでいる。 |
MJ-FX SHOは、モンスターと感じさせない知的なモンスターマシン。
そんなヤマハらしい洗練された乗り物に仕上がった新世代のマリンジェットだった。 |
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